コトロブ(قطرب) は本来アブ・アリー・ムハンマド・イブン・アルムスタニル・イブン・アフマド・アルバスリです。 彼は、アラビア語文法家シーバワイヒの弟子の一人であり、シーバワイヒが外出するたびに、昼夜ドアのところにアブアリーがいた。その意味を含めて「お前は本当に夜のコトロブ」とシーバワイヒが名付けたことから、「コトロブ」はアブアリーの別名となった。 彼は、アラビア語の動詞の成分についての書物を著したのは初めてである。当時、コトロブは最も有名な言語学研究者であった。( ヒジュラ歴206年にバグダッドにて死亡)。
「コトロブはグールの雄です。」 とイブンダリッドが説いている。
「またアザッド語で、 子犬はコトロブと称する」と説いている。一方では 「コトロブはコオロギです。」とターラブが解釈している。 預言者ムハンマド(彼に平安と礼拝があるように)は、「あなた達の中には、夜は怠け者で、日中はコトロブのような人がいる。」と言った。 つまり、夜には祈りさえもしないし、日中はコオロギのよう動きまくる。
コトロブの三言 を説明する人々の間に、ヒジュラ歴583年に亡くなった デヤー アッディーン.アブアルイッズ.アルモギート.イブンアラウィ.アルバグダデー.アルルガウィ.アルハンバリーがでした。